スペイン語の文章を書いていると、英語のキーボードにはない特殊文字を打ちたい場面が必ず出てきます。
- スペイン語独特の ñ(エニェ)
- アクセント記号の付いた文字 á、é、í、ó、ú(大文字は Á、É、Í、Ó、Ú)
- 疑問符・感嘆符を逆さにした記号 ¿、¡
どうやって入力するのかと疑問に思ったことはありませんか?
これらの文字や記号は、キーボードをスペイン語モードにする設定をすれば、日本語キーボードのままで直接入力できるようになります。この記事では、Windows 11・Windows 10とiPhoneのそれぞれについて、設定方法と入力方法を手順つきで解説します。
👉 Windowsで入力したい方はこちら / iPhoneで入力したい方はこちら
スペイン語の特殊文字 入力早見表
スペイン語キーボードの設定がすでに済んでいる方は、まずこの表で入力方法を確認してください。(Windowsは日本語キーボードで「スペイン語(スペイン)」を使う場合のキー位置です。)
| 入力したい文字 | Windows(日本語キーボード) | iPhone |
|---|---|---|
| ñ / Ñ | 「;(れ)」キー / Shift +「;(れ)」キー | 「n」を長押し(大文字はShiftをオンにして長押し) |
| á é í ó ú | 「:(け)」キー → 母音キー | 母音(a・e・i・o・u)を長押し |
| Á É Í Ó Ú | 「:(け)」キー → Shift + 母音キー | Shiftをオンにして母音を長押し |
| ü / Ü | Shift +「:(け)」キー → u / Shift + u | 「u」を長押し |
| ¡ | 「^(へ)」キー | 数字・記号キーボードで「!」を長押し |
| ¿ | Shift +「^(へ)」キー | 数字・記号キーボードで「?」を長押し |
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【Windows 11・10】スペイン語キーボードを追加する方法
Windowsでは、スペイン語の言語パックをインストールすると、スペイン語キーボードが使えるようになります。
追加の言語パックは無料で提供されています。他の言語も同じ要領でインストールできます。キーボード本体を買い替える必要はなく、今使っている日本語キーボードのままで入力できます。
言語パックのインストール手順
手順はWindows 11を基準に説明し、Windows 10で名称が違う部分は併記しています。
- 「スタート」ボタンをクリックして「設定」を選択します。(Windowsキー + I でも開けます。)

- 「時刻と言語」をクリックし、「言語と地域」を選択します。(Windows 10では左メニューの「言語」)
- 「言語を追加する」をクリックします。(Windows 10では「優先する言語を追加する」の「+」)
- 一覧から「スペイン語(スペイン)」を選び、「次へ」をクリックします。
- 次の画面で、「Windowsの表示言語として設定する」(Windows 10では「自分のWindowsの表示言語として設定する」)のチェックを外します。チェックを入れたままだと、パソコンの表示がすべてスペイン語に変わってしまいます。普段は日本語で使いたい方は、必ずチェックを外してください。
- 「インストール」をクリックし、しばらく待てば完了です。
画面右下のタスクバーに「ESP」の表示が追加されていれば成功です。

「スペイン語(スペイン)」と「スペイン語(メキシコ)」の違い
スペイン語には「スペイン語(スペイン)」「スペイン語(メキシコ)」「スペイン語(コロンビア)」など、国ごとの種類があります。どれを選んでも入力はできます。ただし「スペイン語(スペイン)」「スペイン語(メキシコ)」以外は、音声認識などの機能に対応していない場合があります。
また、この記事で紹介するキー位置は「スペイン語(スペイン)」の配列です。メキシコなどラテンアメリカ向けの配列では、¿と¡の位置が入れ替わるなど一部が異なります。迷ったら「スペイン語(スペイン)」がおすすめです。
日本語⇔スペイン語 入力モードを切り替える方法
スペイン語の入力モードに切り替える方法は、次の2通りです。
方法1:タスクバーの言語アイコンをクリック
画面右下の言語アイコンをクリックすると、切り替えメニューが表示されます。
- 日本語のときは「あ」または「A」と表示されています。クリックして「スペイン語」を選びます。
- スペイン語のときは「ESP」と表示されています。クリックして「日本語」を選びます。

方法2:ショートカットキーで切り替える
ショートカットキーなら、マウスを使わずに素早く切り替えられます。次の2つのどちらでも切り替え可能です。
- Windowsキーを押したまま、Spaceキーを押す
- Shiftキーを押したまま、Altキーを押す
日本語キーボードでのスペイン語特殊記号のキー位置
スペイン語の言語パックを入れても、キーボード本体の刻印は変わりません。そのため、どのキーを押すと特殊文字が出るのかを知っておく必要があります。
特殊記号のキー位置(図解)
日本語キーボードで見ると、次の位置です。

スペイン語キーボードとして見ると、次の配列になります。

キー対応表(日本語キーボードの刻印 → 入力される記号)
| キーの列 | 日本語キーボードのキー | 入力される記号 |
|---|---|---|
| 「半角/全角」の列 | 「半角/全角」キー | º(Shiftで ª) |
| 「^(へ)」キー | ¡ | |
| Shift +「^(へ)」キー | ¿ | |
| 「Tab」の列 | 「[({)」キー | +(Shiftで *) |
| Shift +「-(ほ)」キー | ? | |
| 「Caps Lock」の列 | 「;(れ)」キー | ñ(Shiftで Ñ) |
| 「:(け)」キー + 母音キー | á é í ó ú(アクセントをつける) | |
| Shift +「:(け)」キー + u / U | ü / Ü(ディエレシスをつける) | |
| Shift + 数字の「1」キー | ! | |
| 「Shift」の列 | 「,(ね)」キー / Shift + 同キー | , / ; |
| 「.(る)」キー / Shift + 同キー | . / : | |
| 「/(め)」キー / Shift + 同キー | – / _ |
スペイン語の特殊文字の入力方法
ñのようにキーを1回押すだけで入力できるものと、アクセント記号のように母音キーと組み合わせて入力するものがあります。
1.エニェ「ñ」「Ñ」の入力方法
小文字の「ñ」は「;(れ)」キーを押します。
大文字の「Ñ」は[Shift]を押しながら「;(れ)」キーを押します。
2.アクセント記号「á é í ó ú」「Á É Í Ó Ú」の入力方法
小文字は、「:(け)」キーを押してから、アクセントをつけたい母音「a・e・i・o・u」のキーを押します。
大文字は、「:(け)」キーを押してから、[Shift]を押しながら母音のキーを押します。
3.ディエレシス記号「ü」「Ü」の入力方法
小文字は、[Shift]を押しながら「:(け)」キーを押し、([Shift]から指を離して)「u」キーを押します。
大文字は、[Shift]を押しながら「:(け)」キーを押し、[Shift]を押しながら「u」キーを押します。
4.逆さの記号「¡」「¿」の入力方法
「¡」は「^(へ)」キーを押します。
「¿」は[Shift]を押しながら「^(へ)」キーを押します。
キー位置を覚えるための対策
手が慣れてしまえば問題ありませんが、正直けっこう覚えにくいです。「たまにしか入力しない…」という場合は、すぐに「どれだったっけ?」となってしまいます。そんなときは、何か対策をしておくのがおすすめです。
例えば…
- 上のイラストを印刷してカンペにする。
- マスキングテープをキーボードに貼って、その上にマジックで書く。
- スクリーンキーボードを表示してカンペにする。
- スクリーンキーボードから直接入力する。
(⇒ スクリーンキーボードの表示の仕方は、「【Windows10・iPhone】スペイン語入力をもっと簡単にする方法」で説明しています。)
ゲーミングマウスなどを使っている場合は、特定のボタンに登録してしまうというのもいいアイディアです。
ゲーミングマウスとは?
通常のマウスよりたくさんのボタンが付いていたり、スクロールボタンを横に倒して横向きのスクロールができたりするマウスです。付属のボタンにショートカットキーなどを割り当てられます。ゲームをする人のためのマウスのような名前ですが、実は仕事の効率アップにもかなり貢献してくれます。
私のオススメはエレコムのマウスです。私は手が小さいからか、Logicoolは少し大きく感じますが、さらにたくさんの機能を登録できて人気があります。
今使っているマウスは、デスクトップPCにセットで付いてくるものよりは大きいですが、親指の部分がカーブしていて、フィット感がいいです。
【iPhone】スペイン語キーボードを追加して入力する方法
iPhoneでスペイン語キーボードを使えるようにする設定は、とても簡単です。一度設定すれば、キーボードを日本語用とスペイン語用で切り替えられるようになります。
iPhoneにスペイン語キーボードを追加する手順
- 「設定」アプリを開き、「一般」を選択します。
- 「キーボード」を選択します。
- 「キーボード」の画面で、もう一度「キーボード」を選択します。
- 「新しいキーボードを追加」を選択します。
- 一覧から「スペイン語」を選択します。(地域を選ぶ画面が出た場合は、「スペイン語(スペイン)」などを選びます。)
- キーボードの一覧に「スペイン語」が追加されていれば完了です。
インストールに少し時間がかかることがあるため、通信環境のよい場所で実行しましょう。
日本語とスペイン語のキーボードを切り替える方法
メッセージやメモなどでキーボードを表示し、左下の地球儀マークをタップすると、追加したキーボードが順番に切り替わります。地球儀マークを長押しすると、キーボードの一覧から選べます。
iPhoneでスペイン語の特殊文字を入力する方法
iPhoneのスペイン語キーボードでは、文字キーを長押しすると、候補が表示されます。指をスライドさせて選べば入力できます。
- ñ:「n」を長押しして「ñ」を選びます。大文字の「Ñ」は、Shiftキーをオンにしてから長押しします。
- á・é・í・ó・ú:「a・e・i・o・u」のそれぞれを長押しして選びます。大文字はShiftキーをオンにしてから長押しします。
- ü:「u」を長押しして「ü」を選びます。
- ¡・¿:「123」キーで数字・記号キーボードに切り替え、「!」または「?」を長押しして選びます。
※iOSのバージョンによって、候補の表示位置が少し異なる場合があります。
スペイン語入力のよくある質問
Q. スペイン語キーボードを追加すると、パソコンの表示もスペイン語になりますか?
A. インストール時に「Windowsの表示言語として設定する」のチェックを外していれば、表示は日本語のままです。すでに表示がスペイン語になってしまった場合は、「設定」→「時刻と言語」→「言語と地域」(Windows 10では「言語」)で、Windowsの表示言語を日本語に戻せます。
Q. キーの刻印と違う記号が出てしまいます。
A. スペイン語モードのときは、日本語キーボードの刻印とは別の記号が入力されるのが正常な動作です。日本語に戻したいときは、Windowsキー + Space で切り替えてください。
Q. 日本語キーボードのままでも、スペイン語を入力できますか?
A. できます。スペイン語の言語パックを追加すれば、日本語キーボードのままで入力できます。キー位置はこの記事の対応表を参考にしてください。
Q. iPhoneで「¿」「¡」が見つかりません。
A. 文字入力の画面で「123」キーを押して数字・記号キーボードに切り替え、「?」「!」を長押ししてください。
まとめ
Windows 11・Windows 10とiPhoneで、スペイン語を入力するための設定方法と入力方法を解説しました。最初は少し戸惑うかもしれませんが、慣れてしまえばスペイン語でのコミュニケーションや学習の効率が格段にアップします。
- Windows:言語パックを追加し、ñは「;(れ)」キー、アクセントは「:(け)」キー + 母音、¿¡は「^(へ)」キーで入力
- iPhone:スペイン語キーボードを追加し、文字キーの長押しで特殊文字を入力
さらにスペイン語のヘビーユーザー向けに、入力をカンタンにするヒントもまとめています。
🔷【Windows10・iPhone】スペイン語入力をもっと簡単にする方法
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