再帰動詞は、スペイン語の初級から中級へ進むための最初の大きな壁です。この記事では、再帰動詞の基本的な考え方から、活用ルールまでを分かりやすく整理します(読了時間:約5分)。
最後まで読めば、「se」を見たときの混乱がスッキリ消え、自信を持って活用できるようになっているはずです。
1. 再帰動詞の考え方:対象が「自分」
再帰動詞は、行為者と対象者が同じ、つまり動詞の示す動作や行為がその動作をしている人に対して行われる場合に使用します。
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(私は)起きます。 → Me levanto. 「私」が自分自身を「起こす」=「起きる」 動作の矢印が、他人ではなく「自分」に向かっているのがポイントです! |
再帰動詞の活用(現在形)
再帰動詞は、辞書などでは不定詞の語尾に「se」がついた形(例:levantarse)で表記されます。この「se」の部分を、主語に合わせて再帰代名詞(me, te, se…)に変化させます。

現在形の活用一覧
| 主語 | 再帰代名詞 | 動詞(lavar) |
|---|---|---|
| (Yo) | me | lavo |
| (Tú) | te | lavas |
| (Él/Ella/Ud.) | se | lava |
| (Nosotros) | nos | lavamos |
| (Vosotros) | os | laváis |
| (Ellos/Ellas/Uds.) | se | lavan |
*主語(Yo, Tú…)は省略可能です。
ただし、meやseがついているからといって、すべてが再帰動詞とは限りません!
スペイン語では、目的語(私に、彼に)として me や se が動詞の前に来ることがあります。
ただし、見分け方は簡単。『自分自身に~する』と訳したときに不自然なら、それは再帰動詞ではなくただの目的語です。
3. 他動詞と再帰動詞の見分け方
他動詞lavarと再帰動詞lavarseを比べてみると、違いがはっきり分かります。
洗う対象が「自分自身」ではない場合は、再帰代名詞(seなど)は使いません。

この図で分かる通り、服を洗うときには再帰動詞は使いません。一方、自分の手を洗うときには再帰動詞になります。
「自分自身に~する」というときに再帰動詞になるとはそういうことです。
「この動詞って再帰動詞なの?」と思ったら…まずは辞書を引いてみましょう。
辞書で再帰動詞になるか確認する方法
再帰動詞として使える動詞の場合、通常、原形にはseが付けてあります。(例:lavarse)
RAE(Real Academia Española)の辞書で確認する場合、下記のイラストのように「U. t. c. prnl.」の文字が書かれています。これは、Usado también como pronominal(再帰動詞としても使われる)の略です。

4. 再帰動詞のさらなる活用(中級ステップ)
ここまでの基礎が理解できたら、次は「se」の応用編です。実はスペイン語の「se」には、「自分自身を〜する」以外にも非常に便利な使い方がたくさんあります。
まとめ:まずは「自分のこと」から話してみよう
再帰動詞をマスターする最短ルートは、自分のデイリールーティン(日課)をスペイン語にしてみることです。理屈で考えるよりも、「朝、私は自分を起こす(Me levanto)」というイメージを体に覚え込ませましょう。
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