英語・スペイン語翻訳者が英語とスペイン語の語学学習と翻訳作業で出てきた気づきと旅の話をつづります。
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スペイン語の”bien” vs “bueno” vs “buen” 使い方ガイド

スペイン語の「bien」と「bueno」と「buen」の使い分けで混乱したことはありますか?

今日は違いを一発で解決していきましょう!

¡Vamos a empezar!




Contents

bienとbuenoとbuenの意味

文脈に寄りますが、日本語にすると意味は「良い」です。だからこそ、使い分けが難しいのですね。

 

bienとbuenoとbuenの違い

それは、ズバリ品詞です!

何を説明するのかが違います。

「bien」が副詞、「buen/bueno」が形容詞です。

つまり、「bien」は動詞(=アクション)を説明し、「buen/bueno」は名詞を説明します。

 

◆形容詞の使い方と基本の20個を確認したい方はこちら!

【スペイン語初心者向け】まず覚えるべき形容詞20個

 

bien:副詞

「bien」は副詞で、動詞や形容詞の後にきます。使い方は以下の通りです。

  • Estoy bien. (私は元気です。)
  • Todo bien. (すべて順調です。)
  • Hablo muy bien español. (私はスペイン語をとても上手に話します。)

bueno:形容詞

「bueno」は形容詞で、名詞の後にきます。
名詞の数と性によって形が変わります。

  • Es un amigo bueno. (彼は良い友達です。)
  • Es una persona buena. (彼女は良い人です。)
  • Un trabajo bueno. (良い仕事です。)

buen:形容詞

「buen」は形容詞で、必ず単数の男性名詞の前に置かれます。
「buen」は、「bueno」の短縮形なので、意味や何を修飾するかは「bueno」と同じです。

  • Es un buen amigo. (彼は良い友達です。)
  • Es un buen vino. (これは良いワインです。)
  • ¡Que tengas un buen día! (良い1日を!)

 

bienとbuenoの使い分け

品詞が異なる「bien」と「bueno」は、何を修飾するかが違います。

また、「bien」は複数になったり、女性形になったりしません。
一方、「bueno」は、名詞を修飾し、性数変化します。

bienの使い方

bienは、肯定的な答えを表すのによく使われます。

例文:

A: ¿Cómo estás?
(調子はどう?)

B: Estoy bien, gracias. ¿Y tú?
(元気です、ありがとう。あなたは?)

A: También estoy bien, gracias. ¿Vamos a cenar al restaurante nuevo?
(私も元気です、ありがとう。新しいレストランで夕食を食べませんか?)

B: ¡Está bien!
(いいですよ!)

他にも…

  • Habla bien español. (彼はスペイン語を上手に話します。)
  • Come bien. (彼女はよく食べます。)
  • Mi computadora no funciona bien. (私のコンピュータはうまく動作しません。)

 

「bien」は常にbienのままです。
そして、肯定の意味や、アクションを説明するときに使われていますね。

 

buenoの使い方

「beuno」は名詞の数と性によって変化し、Bueno, Buena, Buenos, Buenasのいずれかの形になります。

「bueno」性数の一致

「bueno」は名詞の性と数によって形が変わります。

例文:

  • El profesor es muy bueno. (その先生はとても良い。)
  • La profesora es muy buena. (その女教師はとても良い。)
  • Los profesores son muy buenos. (その先生たちはとても良い。)
  • Las profesoras son muy buenas. (その女教師たちはとても良い。)

例文:

Este libro de español es bueno.
(このスペイン語の本は良いです。)

La paella está buena.
(パエリアは美味しいです。)

Yo tengo buena suerte.
(私はとても運がいいです。)

 

修飾する以外の「bueno」の用法

ある国や地域では電話での挨拶としても使用されます。

(リリリリリン…) “Bueno?” (はい?)

さらに、場面やニュアンスによっても使い方が変わります。

Bueno, no te enojes. Regreso a la tienda y los compro.
(まあ、怒らないで。店に戻って買うよ。)

Bueno, bueno, no exageres…
(まあまあ、そんなに大げさにしないで…)

 

Ser / Estarとの組み合わせ

さらに、次の3つの非常に混乱しやすいパターンがあります。

  1. Ser bueno
  2. Estar bueno
  3. Estar bien

これらの違いをざっくりと説明します。

まず「Ser bueno」はその物や事が良いことを意味します。
※そもそも「ser」は普遍的な性質を表現する動詞です。

– Esta falda es muy buena. (このスカートはとてもいいものです)
– Este chocolate es bueno. (このチョコレートはとてもいいものです)
– Hacer ejercicio es bueno para la salud. (運動は健康によいことです)

 

次に、「Estar bueno」は、基本的には食べ物に使います。
– Esta sopa está buena. (このスープはとてもおいしい)
– Este chocolate está buenísimo. (このチョコレートは美味しすぎ)

最後に「Estar bien」は肯定か否定かです。
– Está bien.
– No está bien.

まとめ

「bien」は副詞で、動詞や形容詞を修飾し、「bueno」と「buen」は形容詞で、名詞を修飾します。

つまり、以下の意味になります。

「bien」→動作・アクションが良い

「buen/bueno」→名詞・物が良い

これらの使い分けを覚えて、スペイン語での「bien」「bueno」「buen」の使い方をマスターしましょう。

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管理者:Aya/Monica

こんにちは。このサイトを見ていただきありがとうございます。●日⇔英と日⇔西の通訳・翻訳家です●オリンピック・パラリンピック中、金メダリスト他、中南米チームと多数の自治体でスペイン語通訳●Podcastにて日本語/スペイン語のバイリンガル番組を配信●週末はタップダンス講師
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