スペイン語の接続法をストーリーで!自然な文脈で覚えよう

スペイン語学習

文脈で学ぶ:スペイン語の接続法の使い方


スペイン語の接続法(subjuntivo)は、「事実ではないこと」「不確かさ」「感情」「願望」「命令」などを表すときに使われます。
この記事では、あるビジネスの会話を通して、接続法の現在・過去・完了形がどのように使われるかを文脈で学んでいきます。





🗣 Situación/シチュエーション

Maki(通訳)と中村氏(日本からの出張者)のやりとりを見ていきましょう。


まき:はじめまして。私が今日の通訳担当です。佐藤まきと申します。
Mucho gusto. Soy la intérprete de hoy. Me llamo Maki Sato.

中村氏:はじめまして。中村一郎です。
Encantado. Me llamo Ichiro Nakamura.

まき:お会いできて嬉しいです。前回は弊社の山田高志が通訳だったと思います。その時のこと、聞きました。飛行機がかなり遅れたそうですね。
Es un placer conocerlo. Anteriormente Takashi Yamada de nuestra empresa vinó como intérprete, ¿verdad? Me dijo lo que pasó. El avión se ha retrasado mucho.

中村氏:大変でしたよ。しばらく海外には行きたくないと思いました。
Sí. Fue un desastre. Sentí que no quería viajar al extranjero por un tiempo.

まき:なのでこんなに早くまた海外出張されるとは思いませんでした。
Por eso, no creí que usted volviera a hacer un viaje de negocios tan pronto.
(接続法過去)

ところで、今日佐々木さんはいらっしゃいますか。
Por cierto, ¿hoy el Sr. Sasaki va a venir?

中村氏:いえ、来ないと思いますが、何か?
No. No creo que venga hoy. ¿Pasa algo?
(接続法現在・否定)

まき:先日電話で、彼が今度の金曜日の会議で日本語とドイツ語を通訳できる人を探していると聞きました。
その日の通訳者の連絡先情報を今持っていますが、それは後でメールで送ります。

El otro día escuché por teléfono que él estaba buscando a alguien que pueda traducir japonés y alemán en una reunión el próximo viernes.
Ahora tengo la información de un contacto de un intérprete disponible para ese día, pero se la enviaré por un correo electrónico más tarde.
(接続法現在)

中村氏:了解です。候補は一人ですか。
Vale. ¿Hay solo un candidato?

まき:はい。他に対応できる人はいないと思います。
Dudo que hayan otros intérpretes disponibles.
(接続法現在・疑い)

中村氏:前回は飛行機が遅れてどうなるかと思いましたが、さらに大変だったのは佐々木君の手荷物にシャンプーが入っていてね。液体は持ち込みできないからね。
La vez pasada, el avión se retrasó y me preocupaba qué iba a pasar, pero lo más complicado fue que Sasaki llevaba champú en su equipaje de mano.
No se permite que nadie lleve líquido.
(接続法現在・禁止)

まき:そんなことがあったとは知りませんでした。
No sabía que hubieran tenido tal problema.
(接続法過去完了)

中村氏:それからは、家を出る前にバッグを確認します。
Desde entonces, reviso mi bolsa antes de salir de mi casa para que no tenga ningún objeto prohibido.
(接続法現在・含意)

まき:今日は問題なくX線検査を通れますように。
Espero que podamos pasar el control de rayos X sin problemas hoy.
(接続法現在・希望)

中村氏:あの人に、私たちは危険物は持ってないのであんまり厳しくチェックしないでと言ってきてください。
Dile a la persona que no revise tanto porque no tenemos nada peligroso.
(接続法現在・命令)

まき:ははは。
Jajaja





会話に出てきた接続法の時制と使い方を解説

ここからは、ストーリーの中で使われた接続法の表現を一つずつ取り上げ、なぜその時制が選ばれているのかを丁寧に解説していきます。

1. No creí que usted volviera…
Maki: No creí que usted volviera a hacer un viaje de negocios tan pronto.

時制: 接続法過去(subjuntivo pasado)
理由: 過去形「creí」の主節に続くので、従属節も過去時制に合わせて接続法過去を使います(時制の一致)。
文脈: 実際に出張したことは事実ですが、「思わなかった」時点では不確かだったため接続法になります。
2. No creo que venga…
Nakamura: No creo que venga hoy.

時制: 接続法現在
理由: 「否定の意見(No creo)」は事実を断言していないため、接続法を使います。
文脈: 「来る」かどうかが不確かなので、直説法ではなく接続法を選びます。
3. alguien que pueda traducir…
Maki: …alguien que pueda traducir japonés y alemán…

時制: 接続法現在
理由: 「存在するか分からない人(alguien)」について話すときは、接続法を使います。
文脈: まだ通訳者が確定していないので、事実ではなく仮定の内容として接続法になります。
4. Dudo que hayan…
Maki: Dudo que hayan otros intérpretes disponibles.

時制: 接続法現在
理由: 「dudar(疑う)」は、不確かさを表すため接続法が必要です。
文脈: 「他にいるかどうか分からない」=確実でないので接続法を使用。
5. No se permite que nadie lleve…
Nakamura: No se permite que nadie lleve líquido.

時制: 接続法現在
理由: 「許可されていない(禁止)」という状況では、行動が未然なので接続法になります。
文脈: 「誰も持ち込まないように」→ まだ起きていない未来の行動。
6. No sabía que hubieran tenido…
Maki: No sabía que hubieran tenido tal problema.

時制: 接続法過去完了
理由: 「sabía(知りませんでした)」が過去なので、従属節の出来事はそれより前=接続法の過去完了を使います。
文脈: 知らなかった時点より前に起きていた問題 → 接続法+完了時制。
7. para que no tenga…
Maki: …para que no tenga ningún objeto prohibido.

時制: 接続法現在
理由: 「para que(〜するために)」という目的の表現は、まだ実現していない行動なので接続法。
文脈: 禁止物を持たないように=将来に向けた目的 → 接続法を使用。
8. Espero que podamos pasar…
Maki: Espero que podamos pasar el control sin problemas.

時制: 接続法現在
理由: 「espero que…」などの希望を表す表現では、まだ実現していない未来への願いとして接続法を使います。
文脈: 「通れるといいな」という願望 → 接続法現在。
9. Dile que no revise…
Nakamura: Dile… que no revise tanto…

時制: 接続法現在
理由: 「命令」や「依頼」で相手の行動をコントロールしたいとき、接続法を使います。
文脈: 実際にその人がどうするか分からない → 不確実性 → 接続法。




📝まとめ


この会話を通じて、接続法のさまざまな用法を文脈の中で自然に学ぶことができました。特に、感情・希望・否定・疑い・命令・目的など、接続法が必要になる状況を意識すると、使い分けがスムーズになります。

慣れるまでは難しく感じるかもしれませんが、実際の会話の流れで例文を見ることで、スペイン語らしい表現力を自然に身につけることができます。


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