スペイン語で「朝食・昼食・夕食」|食事の単語と会話表現

スペイン語学習

スペイン語で「朝食・昼食・夕食」で使える単語を覚えると、「お腹がすいた」「何か食べに行かない?」「夕食は何を食べる?」といった日常会話ができるようになります。

食事は、旅行でも普段の会話でも話題にしやすいテーマです。長い文章を作れなくても、食べたいものや好きな料理を一言伝えられるだけで、会話がぐっと広がります。

この記事では、朝食・昼食・夕食の名前と「食事をする」を表す動詞、空腹の伝え方、食事への誘い方、食事中に使えるフレーズをまとめて紹介します。

スペイン語 朝食・昼食・夕食の基本単語

まずは、食事の名前と動詞を一覧で確認しましょう。

食事 名詞 動詞 例文
朝食 el desayuno desayunar Desayuno a las siete.
7時に朝食をとります。
昼食 el almuerzo / la comida almorzar / comer Almuerzo al mediodía.
正午に昼食をとります。
夕食 la cena cenar Cenamos a las ocho.
私たちは8時に夕食をとります。
軽食・おやつ la merienda merendar Los niños meriendan por la tarde.
子どもたちは午後におやつを食べます。

スペイン語では、desayunarだけで「朝食をとる」、cenarだけで「夕食をとる」という意味になります。

Como el desayuno.でも意味を推測してもらえることはありますが、通常はDesayuno.のほうが自然です。

昼食はalmuerzo?comida?地域による違い

昼食は、スペイン語圏の地域によってalmuerzoまたはcomidaと呼ばれます。

  • 中南米の多くの地域:el almuerzo / almorzar
  • スペイン:la comida / comer

ただし、使い方は国や地域、家庭によって異なります。almuerzoが昼食を表す地域もあれば、午前中の軽食を表す地域もあります。

旅行先が決まっている場合は、その地域で一般的な言い方も確認しておくと安心です。

まず覚えるなら
朝食=el desayuno / desayunar
昼食=el almuerzo / almorzar、またはla comida / comer
夕食=la cena / cenar




「お腹がすいた」「のどが渇いた」のスペイン語

スペイン語では、空腹と喉の渇きに動詞tenerを使います。日本語とは違い、「空腹を持っている」「渇きを持っている」に近い形です。

スペイン語 日本語
Tengo hambre. お腹がすいています。
Tengo mucha hambre. とてもお腹がすいています。
Tengo un poco de hambre. 少しお腹がすいています。
Tengo sed. のどが渇いています。
Estoy lleno / llena. お腹がいっぱいです。

llenoは男性が、llenaは女性が自分について話すときに使います。

× Estoy hambre.
○ Tengo hambre.

「空腹」にはestarではなくtenerを使う点に注意しましょう。

朝食・昼食・夕食について話す例文

朝食について話す

¿Qué desayunas normalmente?
(普段、朝食に何を食べますか?)

Desayuno pan y café.
(朝食にパンとコーヒーをとります。)

Hoy no he desayunado.
(今日はまだ朝食を食べていません。)

昼食について話す

¿A qué hora almuerzas?
(何時に昼食をとりますか?)

Almuerzo sobre la una.
(1時ごろに昼食をとります。)

スペインでは、次のようにcomerを使うことも一般的です。

¿A qué hora comes?
(何時に昼食をとりますか?)

夕食について話す

¿Qué cenamos hoy?
(今日は夕食に何を食べますか?)

Hoy cenamos pescado.
(今日は夕食に魚を食べます。)

No quiero cenar muy tarde.
(あまり遅い時間に夕食をとりたくありません。)

「もう食べた?」をスペイン語で聞く

相手が食事を済ませたか確認するときは、地域によって次のような表現が使われます。

¿Ya comiste?
(もう食べた?)

¿Ya has comido?
(もう食べた?)

¿Ya comiste?は中南米で広く使われ、¿Ya has comido?はスペインでよく使われる形です。どちらも自然に通じます。

返事もセットで覚えましょう。

  • Sí, ya comí.(はい、もう食べました。)
  • Sí, ya he comido.(はい、もう食べました。)
  • No, todavía no.(いいえ、まだです。)

食事に誘うスペイン語フレーズ

相手を誘う

  • ¿Vamos a comer algo?
    何か食べに行かない?
  • ¿Quieres desayunar conmigo?
    私と一緒に朝食を食べない?
  • ¿Almorzamos juntos?
    一緒に昼食を食べる?
  • ¿Cenamos juntos?
    一緒に夕食を食べる?
  • ¿Te apetece comer algo?
    何か食べたい気分?

¿Almorzamos?や¿Cenamos?は、直訳すると「私たちは昼食/夕食をとりますか?」ですが、会話では「一緒に食べない?」という誘いになります。

誘いに返事をする

  • ¡Sí, vamos!(うん、行こう!)
  • ¡Buena idea!(いいね!)
  • ¡Claro!(もちろん!)
  • Lo siento, ya comí.(ごめん、もう食べました。)
  • Lo siento, ahora no tengo hambre.(ごめん、今はお腹がすいていません。)

食事の前・食事中・食後に使える表現

日本語の「いただきます」「ごちそうさま」と完全に同じ決まり文句はありませんが、食事の前後に気持ちを伝える表現があります。

食事の前

  • ¡Buen provecho!
    どうぞ、おいしく召し上がってください。
  • ¡Que aproveche!
    どうぞ、おいしく召し上がってください。
  • ¡Qué buena pinta tiene!
    とてもおいしそうですね。
  • ¡Se ve delicioso!
    おいしそうです。
  • Huele muy bien.
    とてもいい香りがします。

¡Qué buena pinta tiene!はスペインでよく聞く表現です。中南米では¡Se ve delicioso!や¡Qué rico se ve!などもよく使われます。

食事中

  • ¡Está muy rico!(とてもおいしいです!)
  • ¡Está delicioso!(とてもおいしいです!)
  • ¡Está buenísimo!(ものすごくおいしいです!)
  • Me encanta.(とても気に入りました。)

食後

  • Muchas gracias por la comida.
    食事をありがとうございました。
  • Estaba todo muy rico.
    どれもとてもおいしかったです。
  • He comido muy bien.
    とてもおいしくいただきました。
  • Estoy lleno / llena.
    お腹がいっぱいです。

Muchas gracias por la comida.は、日本語の「ごちそうさま」に近い気持ちを伝えられます。ただし、決まった直訳ではなく、料理を作ってくれた人や招待してくれた人への感謝の表現です。

旅行で使える食事の会話例

ホテルの朝食で

A:¿A qué hora es el desayuno?
(朝食は何時ですか?)

B:De siete a diez.
(7時から10時までです。)

友達を昼食に誘う

A:Tengo hambre. ¿Vamos a comer algo?
(お腹がすきました。何か食べに行きませんか?)

B:¡Sí! ¿Qué te apetece comer?
(いいね!何を食べたい?)

A:Me apetece probar la comida local.
(地元の料理を食べてみたいです。)

家庭で夕食をごちそうになる

A:¡Qué buena pinta tiene!
(とてもおいしそうですね!)

B:Gracias. ¡Buen provecho!
(ありがとう。どうぞ召し上がれ!)

A:Muchas gracias por la comida. Estaba todo delicioso.
(食事をありがとうございました。どれもとてもおいしかったです。)

スペインの食事時間は日本より遅い?

スペインでは、日本より遅い時間に昼食や夕食をとる傾向があります。スペイン政府観光局の案内では、レストランの昼食時間はおおむね13時から16時、夕食時間は20時から23時30分ごろです。

  • 昼食:13時~16時ごろ
  • 夕食:20時~23時30分ごろ

これはレストランの一般的な提供時間の目安です。地域、季節、家庭によって食事時間は異なります。また、中南米の食事時間も国によって違うため、「スペイン語圏はすべて同じ」と考えないようにしましょう。

よくある間違いを確認

Estoy hambreとは言わない

× Estoy hambre.
○ Tengo hambre.

「朝食をとる」はdesayunarが自然

△ Como el desayuno.
○ Desayuno.

cenarだけで「夕食をとる」

△ Ceno la cena.
○ Ceno a las ocho.

almorzarはoからueに変化する

× Yo almorzo a la una.
○ Yo almuerzo a la una.

主語を省略して、Almuerzo a la una.と言うのが自然です。

理解度クイズ

空欄に入る言葉を考えてみましょう。日本語訳は問題のすぐ下に表示しています。

1. Tengo ________.

お腹がすいています。
答えを確認
正解:hambre
Tengo hambre.で「お腹がすいています」です。
2. ________ a las siete. (desayunar)

私は7時に朝食をとります。
答えを確認
正解:Desayuno
desayunarのyoの現在形です。
3. Yo ________ a la una. (almorzar)

私は1時に昼食をとります。
答えを確認
正解:almuerzo
almorzarはoがueに変わり、yoではalmuerzoになります。
4. ¿________ juntos esta noche? (cenar)

今夜、一緒に夕食を食べませんか?
答えを確認
正解:Cenamos
現在形の疑問文で、相手を自然に誘えます。
5. ¡Buen ________!

どうぞ、おいしく召し上がってください。
答えを確認
正解:provecho
¡Buen provecho!は食事の前や食事中に使われます。
6. Estoy ________. (女性が発言)

お腹がいっぱいです。
答えを確認
正解:llena
女性が自分について言う場合はllenaを使います。

食事のスペイン語をもっと学ぶ

食材の名前、料理の好み、レストランでの注文も一緒に覚えると、旅行中の食事をさらに楽しめます。

まとめ:まずは食事の基本5フレーズから

最初からすべて覚える必要はありません。まずは、次の5つを声に出してみましょう。

  • Tengo hambre.(お腹がすいています。)
  • Tengo sed.(のどが渇いています。)
  • ¿Vamos a comer algo?(何か食べに行きませんか?)
  • ¡Está muy rico!(とてもおいしいです!)
  • Muchas gracias por la comida.(食事をありがとうございました。)

食事をする場面を思い浮かべながら、質問と返事をセットで練習すると、実際の会話で使いやすくなります。

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