スペイン語では、前置詞と不定詞を組み合わせることで、様々な意味や状況を表現することができます。 この記事では、よく使われる前置詞と不定詞の組み合わせについて、実践的な例文とともに解説していきます。
Contents
1. Para + 不定詞(目的を表す)
「para + 不定詞」は、「~するために」という目的を表現する際に使用します。
例文: Estoy aquí para ayudarte. (君を助けるためにここにいるよ。)
その他の使用例:
- Para aprender español, leo libros.(スペイン語を学ぶために、本を読みます。)
- Trabajo para vivir mejor.(より良い生活のために働きます。)
2. Sin + 不定詞(~せずに)
「sin + 不定詞」は、「~しないで、~せずに」という行動の欠如を表現します。
例文: Salió sin decir adiós. (彼はさよならを言わずに出て行った。)
その他の使用例:
- No puedo dormir sin escuchar música.(音楽を聴かずには眠れません。)
- Entró sin hacer ruido.(音を立てずに入ってきました。)
3. Por + 不定詞(感謝・理由を表す)
「por + 不定詞」は、感謝の意を表現したり、理由を説明したりする際に使用します。
例文: Gracias por venir a la fiesta. (パーティーに来てくれてありがとう。)
その他の使用例:
- Te felicito por aprobar el examen.(試験に合格しておめでとう。)
- Gracias por ayudarme siempre.(いつも助けてくれてありがとう。)
4. Antes de + 不定詞(~する前に)
「antes de + 不定詞」は、時間的な順序で「~する前に」という意味を表現します。
例文: Antes de salir, apaga la luz. (出かける前に電気を消してね。)
その他の使用例:
- Antes de dormir, leo un libro.(寝る前に本を読みます。)
- Lávate las manos antes de comer.(食べる前に手を洗いなさい。)
5. Después de + 不定詞(~した後で)
「después de + 不定詞」は、「~した後で」という時間的な順序を表現します。
例文: Después de comer, vamos al parque. (食事をした後、公園に行こう。)
その他の使用例:
- Después de estudiar, puedes ver la televisión.(勉強した後で、テレビを見てもいいよ。)
- Te llamo después de llegar a casa.(家に着いた後で電話するね。)
6. Para + 不定詞(試験や目標に関連して)
特に試験や目標に関連して、「para + 不定詞」は重要な目的を表現します。
例文: Tienes que estudiar para aprobar el examen. (試験に合格するために勉強しなければいけない。)
その他の使用例:
- Necesito practicar más para hablar mejor español.(もっと上手にスペイン語を話すために、さらに練習が必要です。)
- Ahorra dinero para comprar una casa.(家を買うためにお金を貯めなさい。)
練習のポイント
前置詞と不定詞の組み合わせを習得するためのポイントは以下の通りです:
- それぞれの前置詞の基本的な意味をしっかり理解する
- 日常的によく使う表現から練習を始める
- 自分の日常生活に関連した例文を作ってみる
- 音読して、表現に慣れる
まとめ
前置詞と不定詞の組み合わせは、知っておくとスペイン語での表現の幅を広げられます。 まずは、基本的な表現や使いそうだと思う表現から始めて、徐々にいろいろな使い方にチャレンジしてみましょう!